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現代視覚文化研究・MUSASHI -GUN道- 製作者インタビュー

ゲームラボ特別編集 現代視覚文化研究

ゲームラボ特別編集 現代視覚文化研究


あの問題作を生み出した本人を直撃!!
MUSASHI -GUN道-
製作者インタビュー

これが読みたくて、買いました。インタビューの対象になっているのは、菅谷信行プロデューサーと木下ゆうき監督の2人です。たちかわター氏とか須田正己氏、酒井直行氏、姜致根氏は出てきません、残念。

菅谷信行プロデューサーですが、ちょっと引用してみます。


菅谷:そしたら6話が放送された瞬間から、BS−iにガンガン電話が入ってきた。「なんで6話が総集編なんだ」「もっと見せろ」と言うんです。「もう最終回なのか」という電話もありましたよ(笑)。
−−−打ち切りかと思ったんでしょうね。
菅谷:終わるわけないけどね(笑)。その反響を目にして、BS−iの人が言うんです。「菅谷さん、わかるだろ。視聴者は見てるんだよ」ってね。でも、ブログであれだけひどい悪口を言われたわけじゃない? すると「あんなものは我々は気にしません」と言ってました。

これって、6話なのかなあ……? 11〜12話の事ではないかと思います。BS−iの人のネット(ブログ)軽視、電話重視な態度はちょっと(´Д`;)な感じですが、まあこんなもんなんですかね。全般的に、菅谷氏は(ある程度)わかった上でやってる感じがありますね。アニメ業界の未来を憂える人は、菅谷氏を攻撃するのが良いようです(笑)。

木下ゆうき監督ですが、こちらも引用。


−−−『MUSASHI -GUN道-』の進行状況はかなり厳しいものだったんですね。
木下:はい。監督の僕がV編で初めて見るわけですからね。おおー……すごいなーって。
−−−そのときはどういうご心境なんですか?
木下:こう……なんというか……笑えないんですよね。目の前はバカらしいことになってるんですけどね。……これどうすんだ……ってね。見たくもないですよ。V編しか見られないんだったら、もう僕は行かないと言ったこともあります。見たら2日くらい落ち込んでました。だから本放送なんか見られない。
−−−原画や動画の下請けを監督が選ぶことはできないんですか?
木下:制作が決めるんですよね。自分では決められないです。とにかく国内にスタッフがいないんですよ。どこもかしこも埋まっていて、仕方がなく中国産が大半でね。まず打ち合わせができない。やってもわかってくれない。そもそも力が足りないから、こちらが何を言っているかすらわかってもらえない。そういう状態でした。

このへん読むと、かなり痛々しく感じます。「そんな仕事、受ける方が悪い」といってしまえば、それまでなんですけどね。