昭和46年生まれのデブおっさんが、思いつくままに一部の人にしか価値のない記事を書くブログです。
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gdgd妖精s・全話感想

昨年の秋アニメで(5話からですがニコニコ動画で見始めた「gdgd妖精s」、面白くて最後まで見て、ブルーレイも全3巻買っちゃいました。せっかくだから、通しで全話の感想なんぞを書いてみようかと思います。完全ネタバレなので、今から見る気でネタバレ嫌な人は読まないように!!




行稼ぎのため、意味なくシルシルダンスを3枚貼ってみる(笑)


【第1話】
ティータイム「睡眠」★★
シルちゃんの「〜なタイプー!」のしゃべりがいい感じ。「あまいいき」は、(昔の)ドラクエ好きには嬉しいネタでした。

メンタイ「しりとり」★★
最初のネタだけあってオーソドックスな感じ。「邪魔ばかりするカバ」は仮パッケージにも出てきましたねー。

アフレ湖「オナラで飛ぶ男」★★
最初のネタだけあって(略)。コロちゃんが最初からヒネったネタなのは、ラジオ等、ネタに対する経験の豊富さからなのでしょうか?


【第2話】
ティータイム「小さな幸せ」★★
ピクちゃんの「でも、もうこの話はいいんだぁ…」というフレーズは使い勝手が良くて好きです。ピクちゃんが珍しい表情したり、この回はピクちゃん回かな? ふつうの顔の女性が出る(クローバー生やしてますが)のも、今にしてみるとちょっとびっくり。


↑この顔です。

メンタイ「バンジージャンプ」★★★
序盤のメンタイ名作回。大気圏外からバンジージャンプをするという無茶な発想、怖がるコロちゃん、「メガネメガネ−」なシルちゃん、ねーちゃん放り投げちゃうピクちゃんとネタも豊富、言う事なしです。

アフレ湖「にわとり」★
にじみ出るエロス。ちょっと地味……だったかな。


【第3話】
ティータイム「ウワサ」★★★
コミックバンドブレーカー回、私は大好きです。石舘氏ブログ

まずはアニメ&声優ファン、そしてサブカル好き層にハマる回(どちらもパッケージを購入してくださる方々なので)を強く意識した回を#3に持ってきたかったんですね。

に、きれいにハマった層、という事なんでしょう。「うわー、ピクちゃんのにせものだー」は、いいフレーズです。2Pの色違いキャラは対戦格闘ゲーム時代では基本でしたね(笑)


にせものさんです。何のためににせものやってるんでしょう?


ピクちゃんの石像。今度フィギュアが出るそうですが、この色に塗り替える人、出るかな?

メンタイ「おじさん競技」★★
シルちゃんの大砲がウケました。最後のおじさん投げはちょっとショボかったかな。

アフレ湖「ふさこ」★★★
コロちゃんのふさこソングは言うまでもなく凄いのですが、シルちゃんの「形状記憶らんじぇりー♪」も何気に楽しい、いい感じです。


【第4話】
ティータイム「ナミダ」★★
鬼恩ネタといえばこちらのMAD……って、それはさておき、コロちゃんの「嬉しいっていう感情と、悲しいっていう感情を同一の感情にしてしまうとか」の意味不明っぷりと、それに対するピクちゃんの「え、どゆこと〜?」という珍しく投げやりな返答がいい感じです。あと、シルちゃんの「気が付かなかったー」もいいかな?

メンタイ「RPG」★★
この回は、コロちゃんのレスラー声に尽きるかな。後のおうち回ほど露骨じゃない分、パロ的な面白さは控えめな感じでした。


コロちゃんレスラー。「おおわざ」の「ざ」、濁点の点、1つしかなくね?

アフレ湖「戦う二人」★
この回は……ちょっと地味かな。


【第5話】
ティータイム「待ち時間」★★
時間をカップ麺で換算するのは、昔も今も変わらんか……長くかかるタイプ、短くできるタイプもないわけじゃないですが、やっぱ基本は3分ですかねえ。シルちゃんの「後は流れでお願いしま〜す」というのはナニなネタだけに面白い(笑)


「流れで‥‥」の、シルちゃんの口も面白いです。

メンタイ「竹刀」
飛ばし回。「面・胴だから竹刀」という意味らしいが、わかるかー!(笑)

アフレ湖「ヘリ爺」「カメラ男」★★
ヘリ爺は難しいネタながら、3人とも頑張ってたような。「中継の森下さ〜ん?」はうまいネタでした。ピクちゃんはかなり苦しかったけど、だがそこがいい。


【第6話】
ティータイム「前回までの」
飛ばし回。当初は何かあったはずなんですかね?

メンタイ「パーティーゲーム」★★
リアルな黒ひげ危機一発はやる気のない飛び出し方がいい味出してます。モンキーツリーはシルちゃんの「ことば話してるー!」「うわー、産業革命が起こってるー!」がらしくて楽しいです。

アフレ湖「豚に乗る少女」「ゲーセンで軍人」「ふさこ2」★★★
今回は3本立て。やっぱり「ごますんだ!」をそのまま流してしまうのが凄過ぎ。間違えた後もちゃんと続いてるのが、ピクちゃんの中の人のやさしさ? ふさこ2の「シルシル〜、シルシルさんはないね〜」「ピクピクさんもないね〜」のやり取り、茶番っぽさが面白いです。


漫符で怒るコロちゃん。ほっぺにつけるのはスペースの関係?


【第7話】
ティータイム「一日一膳」★
なぜか「一善」でなく「一膳」? ちょいいまいちだったかな。

メンタイ「巨大装置」★
ピタゴラスイッチネタ、装置として凝ってるのはわかるんだけど、ネタとしてはちょっと盛り上がりに欠けたような……おじさんに頼り過ぎだったかな。


コロちゃんパンチラ‥‥って、本作品でパンチラを求める人はいないか。

アフレ湖「甲冑青年」★★
やりやすいネタだったせいか、安定の出来。ぼっち系も放送できない系も良かったです。


【第8話】
ティータイム「ことわざ」★★
「待ってましたピクちゃん!」「おーピクちゃーん、ヒートアップしてるじゃーん」というシルちゃんしゃべりがいい感じ。ドヤ顔感というと、今ではシルちゃん・コロちゃんの最後の決め顔より、PVコンテストのピクちゃん賞の方がイメージが強くなってしまいました。

メンタイ「生放送」★★★
ニコニコでずっと見ていた私にとっては、ネタとして身近で面白いです。ニコニコでは細かい字がよく読めない部分がありましたが、BDだとちゃんと読めて、嬉しいです。「初見ですが、帰ります」とか「アルセーヌみたいな声しやがって!」とかは、改めてニコニコでもよく使われておりますね。楽しめました。


クリックするとさらに精密に読めます。これでも960×540なわけで、フルHD(1920×1080)って凄いな、と。

アフレ湖
今回はなし。竹刀みたいなネタはナッシング。


【第9話】
ティータイム「趣味」★★
シルちゃんの「コロちゃん! 悪くないじゃん!」に対するピクちゃんの「え゛〜っ!?」という驚き声は、妙に濁点入ってて面白いです。「ごますんだ」Tシャツが出てくるのは、後から絵をつくってる作品ならでは。


棚の製品は、いろいろ遊びがあって楽しいです。

メンタイ「理想のおうち」★★
洋菓子より和菓子・駄菓子が好きなピクちゃん、というのは意外性があって面白いです。洋菓子と比べれば、アリは少なそうに思えますが……。コロちゃんの家のスーパーマリオネタ、4話のRPGと比べるとより直球なのは、いいのか悪いのか?

アフレ湖「走り抜ける男」★★
いつも安定のコロちゃんが外した! ネタのあとのシルちゃんのびみょ〜な顔がアフレ湖の恐ろしさを示してますね〜、これを流しちゃうのがgdgd妖精sらしい?


シルちゃんの「こりゃ困ったね〜」って顔。おわかりいただけただろうか。


【第10話】
ティータイム「最後の三日」★
「しあさって」の面白さがあまり出ていなかったような……ちょっといまいちかな。

メンタイ「ドッキリ」★
正直、メンタイの中で一番楽しめない回でした。石舘氏のブログで、

唯一の心残りは「ドッキリ」でした。
これも3人の立ち位置がほとんど一緒でキャラに寄せた笑いが作りづらかった上に、他作品パロディも入れづらい構造、さらにもっとも体育会臭が強いということで、逆ドッキリのオチは付けたものの、アニメファン層も楽しめるというところまでは持っていけませんでした。

とあった「体育会臭の強い笑い」に私は合わなかった、という事なのでしょう。もちろん、こういうネタが合う人もいるわけで、視聴者の多いテレビ番組の制作ってのは難しいもんだな、と思ったり。

アフレ湖「ドームから出てくる男」★★
ポンポ〜ンとネタが出る、やりやすいお題でした。安定して楽しめる反面、意表をつくネタはなかったですねー。まあこれはこれでいいかも。


【第11話】
ティータイム「前回までの」
またティータイム飛ばし回。オーディオコメンタリーの話では、ちゃんと声をひと通りやるべく録ってはいるようですね。飛ばしになった回が、声録ではあった、という事なのか……どういう事情で没になったのやら。

メンタイ「危機回避マニュアル」★★★
バンジー、生放送と並んでメンタイで好きな回です。イラストネタ、ピクちゃん・シルちゃんの何の根拠もないけど大丈夫的発言、ピクちゃんのマミり、「戦う相手を間違えましたー!」、スカウター、どれも面白かったです。石舘氏のくくりではこちらも「体育会臭の強い笑い」のようですが、この差はいったい……?

オーディオコメンタリーの話では、イラスト1枚2,500円(実際はもっと安いらしい)を声優お三方が「え〜! そんなにかかってるの!?」と言っているのがちょっとびっくり。某掲示板を読むと声優のギャラは最低15,000円/(30分番組1話)だそうですが、本番組は15分、あれだけしゃべり&ネタがあっても7,500円/話だったりするのでしょうか? 声優は多くの若人が夢見る商売だったような気がしますが、それでいいのかどうなのよ。


かわいいピクちゃん。BD売上がイラストの人にも声優の皆様にも還元されますように‥‥

アフレ湖「アッー!」「ふさこ3」★★
アッー!ネタはシルちゃんゴキゲン(笑) コロちゃんも声使い分けて頑張ってます。シルちゃん「お題」と言っちゃってるのにもうツッコミがないのは、すっかりこなれてきたのを示してる感じ? ふさこネタはもう3回目、なんぼでもネタが出てきますねー。


【第12話】
「終わりなき追憶の彼方に」★★
最終回はまじめなストーリー‥‥と思わせつつ、ふさこ二役、酔ったシルちゃん、遺影などネタたっぷりで楽しめました。二代目版オープニングは、シルちゃん・コロちゃんも(最後以外もずっと)八頭身だったらなお良かった、かな。


「一日一膳」の回で出た怒るおじいさんが、なぜか指名手配に‥‥


シルちゃんの顔の色がやや違うのは、まだアルコールが残ってるから?


この「おしまい」の文字にはどこかで見覚えが‥‥どこだっけ?

ティータイム「DVD」★★
コロちゃんの「そんな話を本編でしちゃうっていうのが凄いね、悪い意味で」ですべて語り尽くされてる感がありますが(笑)、シルちゃんの「お金をつける」は安く売る、という意味なら実際に行われており、BDの売上的には成功した、といっていいんじゃないかしら。



さて、ウゴウゴ・ルーガ的なおもしろさを期待して見始めた本作品ですが、その要素が強いメンタイだけじゃなく、ティータイム・アフレ湖も(回によりますが)かなり楽しむ事ができました。まじめに声優業を頑張る明坂聡美さん、独特のアクセントに面白みがある水原薫さん、アイドル的な雰囲気が出せる三森すずこさんと、声優さんの選び方も良かったのでは、と思います。特に水原薫さんのあのしゃべり方は面白い!ので、今後も注目していきたいです。