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鳴子の旅

しばらくドタバタした日が続いていたので、気分転換として鳴子に行ってきました。

鳴子温泉郷とは、宮城県北部の山形との県境付近にある温泉で、「日本にある11種類の温泉の種類のうち9種類がある」という、とてもお湯の豊かな温泉地です。山の中で不便なせいか、料理自慢の豪華旅館なんてのは少ないのですが、安価な湯治宿がたくさんあるという特徴があります。その中でも、ひとつの旅館に4つの源泉があるという、東鳴子温泉「高友旅館」に行ってきました。

「微油臭、微硫化水素臭、黄黒色」という「黒湯」にまず入りましたが、何とも言えない独特の臭いが強烈で、わざわざ2時間かけて仙台から来たかいがあったなあ、と思わせる、いいお湯でした。ずっと今日は雨模様だったせいかお客は少なく、最初に入った時には黒湯には誰も入っていませんでした。しばらくすると、若いお兄さんが入ってきて「ヒャーいい体したかっこいいオニイさん!ポーズも決まっちゃって…」話をしたところ、東京から湯治に来たとの事。私は仙台から来たと話したところ、仙台楽天ゴールデンイーグルス仙台市民の反応について世間話になりました。気楽に話ができるなんてのも、こういう温泉のいいところかもしれません。

ほか、「もみじ風呂」「ひょうたん風呂」にも行きましたが、もみじ風呂は熱すぎて全く入れませんでした。水道の蛇口がついていたので、水足して冷やしてしまって良かったのかしらん。ひょうたん風呂の方は、入ろうとしたところ男湯のはずなのにおばさんと呼ぶべきかおばあさんと呼ぶべきか微妙な方が出てきて、ちょっと驚きました。「ここ、男湯なんじゃないですか?」と尋ねたところ、「あら、知らなかったわ。すいませんね…」と言ってとっとと出ていきました……。私がもう数分早く風呂に入ろうとしていたら、リアル・漫☆画太郎の世界になっているところだったわけで……オゲゲー!!

風呂から出た後は、鳴子温泉駅まで歩いて、それから鳴子峡行きのバスに乗り、紅葉なんぞを見てきました。もう紅葉の季節もほぼ終わりでしたが、有終の美(?)という感じで、十分満喫できました。30分くらい歩きましたが、それだけの事はあったかな。カップルが多かったのが気分的に微妙だったような、そうでもないような(笑)。