アニアン・村上氏のアニメの声優・ゲームの声優、その2、その3、その4、その5に続き、その6、その7、その8、その9とアップされております。
要約すると「ゲーム専門の声優は、アニメ特有の技術を持っておらず、アニメに出演させるとそれのフォローのため銭がえらいかかる。声優自体に払うギャラは少なくても、結果的にかかる費用は売れっ子声優を使うよりも高くつく。(製品自体の完成度を上げるためには、ゲーム専門の声優を使わない方が望ましい)」てなところでしょうか。
アニメ単体、それ自体のみで評価するのであれば、なるほど正論であると思います。ただ、エロゲー原作のアニメを買う層の多く(なのかどうかは確実とは言えないけど)が、エロゲー原作の方に強い思い入れを持っているであろう事を考えると、そう簡単に話は済みません。ゲームで作られたイメージがまず第一にあると、いくら上手な、有名な声優が声を当てていても「自分の持っているイメージと違う」事に残念な思いをするでしょう。どんなに完成度が高くても「こんなの、**じゃない!」という批判からのがれることはできません。
しかし、MUSASHIを見てると、こんなことはどうでも良くなってくる気も……(こういうオチかよ!)