- 専用の筐体
- レーザーディスク
- 制御用のROMカセット
で構成されており、新しいものにする場合、(2)(3)だけを入れ替えればOKだったようです。以前(1995年頃)秋葉原のアーケード基盤ショップ「メッセサンオー」に行ったところ、ダンボールにまとめてレーザーディスクとROMが売られていた事があり、この写真はその時購入したものです。1枚3000円で、当時お金のなかった私は1つしか買えなかったのですが、現在のヤフオクの相場を見ると、「借金してでも全部買っておけ!」と当時の自分に言いたくなります(笑)
こちらが裏面です。業務用のレーザーディスクだけあって、変わった事は何も書いてありません。
レーザーディスクの中央部です。有限会社EVSとはいったい? Newジャトレとはまた違う、映像製作会社、なのでしょうか……
レーザーディスク自体は、ふつうのレーザーディスクプレイヤーで問題なく再生でき、動画を見る事ができます。
ギャルの選択画面です。ここに限らず、画面の切り替わりには青色画面が数秒入っています。
制御は、MSXのカードリッジで行っています……が、これをふつうのMSXパソコンに挿してもうんともすんとも、何の反応もありませんでした。LDを制御できるMSXパソコン(PX-7など)でないと、動かない仕様のようです。ちなみに、カードリッジ表面に印字してある"LDV.16.1"の16というのがパート16という事のようです。パート15のLDを買ったはずなのに、なぜかカセットはパート16……?
さて、動かないカードリッジですが、中身を何らかの手段で吸い出し、OpenMSXなどLDサポートMSXにも対応しているエミュレータで動作させると、これがびっくり、ちゃんと動きます!(ただし、パート2・3は途中で止まってしまうそうです。うまく動かせる方がおられましたらこちらまで情報頂けると嬉しいです) まずは最初に出るクレジット画面です。
続いてギャルの選択です。
「あなたの勝ちョ!(はぁと)」 嬉しい一瞬です(笑)
あいこの時は「おあいこョ もう一度」です。
「あなたの負けョ!」がーん……
「あと*回負けるとおしまいですョ!」 ここでもやっぱり小さい「ョ」です、「ヨ」ではありません。
後半はなかなか勝てないんですよね、というわけで……
負けちゃいました、トホホ。
ゲームオーバーの時は、ちゃんとギャルの映像と文字が同時に出ます。で、なぜパート15のLDなのにパート16のギャルが出てるかって? それはまあいろいろと……
「ぴーろりーろりー♪」と虚しいBGMと共にゲームオーバーです。