週末、郡山の春木屋 分店でつけ麺を食べてきました。春木屋では以前普通のラーメンを食べた事はあるのですが、その時は「魚の風味が強い、変わったラーメンだな。一度は食べてみてもいいかも」くらいの感想でした。しかし、つけ麺は……これはうまい! ちょっと感動しました。
「つけ麺とは何ぞや?」という人のために簡単に説明すると、ラーメンの麺がざるそばみたいに水で冷やされて出て、これを温かいスープで頂くというものです。漫画「ラーメン発見伝」でも、一度ネタにされていたよう記憶しています。ラーメンとの比較として、メリットが
- 麺が冷えているのでなかなかのびない、安定した食感を楽しめる
- つゆが「麺を食べるため」に特化した味付けになっている
デメリットが
- つゆがだんだんぬるくなる
- 「スープを飲む」楽しみがない
とまあ、こんなところでしょうか。デメリットの方を考えると、メリットはたいした事ない……とぼんやりと考えていたのですが、春木屋で食べたつけ麺は違いました。まず、麺がうまい。つるつるしこしことした食感が、食べている間ずっと維持されます。また、つゆがまたうまい。ラーメンの場合、「麺をすするときのおいしさ」と「スープとして飲むときのおいしさ」のふたつが求められると思いますが、私は濃い味好みの東北人のせいか、麺をすする時「味が薄いなあ」と思う事がよくありました。これが、つけ麺ではすすりながらおいしさが味わえます。もちろん、「スープとして飲むおいしさ」はないわけですが、それを補ってあまりあるおいしさでした。
つけ麺自体、このようにおいしいものなのか、春木屋のつけ麺だからこそおいしいのか、仙台でも何軒かつけ麺を食べてみて、確かめたいな、と考えています。つけ麺万歳になるのか、春木屋万歳になるのか(笑)。