少女漫画では5本の指に入るくらいの有名作品(ですよね?)でありながら、少女漫画には疎い(ちゃんと読んだのは「キャンディ・キャンディ」と「パタリロ!」、「スケバン刑事」くらい)私は、読んでいなかった「ガラスの仮面」。ずいぶん前ですがanqさんの感想と、先日読んだ竹熊健太郎氏のゴルゴ13はいつ終わるのか?に触発されて、ついに(漫画喫茶での一気読みですが)42巻まで読破しました。
で、感想なんですが……面白かったです。どこが?となると、
- 真の天才・マヤと(天才っぽく見えるけど実は)努力家亜弓の対比
- 速水真澄の屈折した愛情
- 劇中劇の巧みな使用
- 神恭一郎の名前がちょろっと出てくるところ(ぉぃ)
とまあ、こういうふうに書くと全然面白そうに見えないな、うーむ。どうでもいい事ながら、anqさんが『紫織さんを応援している』のかは、42巻まで読んでも結局不明なままだったのでした。天才過ぎる(人間離れした)マヤより努力の人の(人間に近い)亜弓さんが好きだというのは、わかるんですけどねー。